屋根材のこだわり
About
大正2年 火鉢の製造から始まり、欧州瓦のパイオニアへ。屋根材と共に歩み続けてきた歴史が、私たちの誇りです。
マルシカはこれからも世界各国をめぐり、進化する屋根材の魅力をお届けしていきます。
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ヨーロッパの瓦との出会い
マルシカは、これまで世界各国の屋根材を幅広くご提供してまいりました。その始まりは、1981年（昭和56年）にまでさかのぼります。それまでは三州瓦の製造に専念していた当社ですが、付加価値の高いオリジナル商品がなければ、今後この業界で生き残っていくことは難しい――そんな思いでアンティーク窯変二度焼瓦の生産を始めました。その翌年からは、欧州瓦の輸入も開始。従来の純日本風な瓦とは異なる風合いを持つこれらの瓦が少しずつ知られるようになり、「ヨーロッパ瓦といえばマルシカ」というパイオニア的な存在として、多くのお客様に認知していただけるようになりました。欧州瓦との出会いが、マルシカのビジネスに大きな変革と飛躍をもたらしたのです。
美しさとデザインの多様性
欧州瓦と出会って以降、私たちは欧州への視察を何度も繰り返し、その魅力について考えてきました。欧州瓦には、日本瓦にはない柔らかな風情があります。日本瓦のように均質性が高いわけではありませんが、ほどよいエイジングや色ムラが独特の味わいを醸し出しているのです。色合いだけでなくデザインも実に多様で、数多くのバリエーションから自分好みの瓦を選ぶ楽しさがあります。私たちはその中でも、日本の風土に合う製品を厳選し、その結果、私たちの商品は住宅だけでなくゴルフ場やホテルなどの大型商業施設にも導入されるようになりました。
現代の瓦の進化
最初の欧州瓦を輸入して40年以上が経過し、当時のお客様から屋根の葺き替え工事のご依頼をいただくことが増えてきました。40年の歳月を経て、再びお客様にお声がけいただけるのは、とても幸せなことです。欧州瓦は、味わいのあるその風合いはそのままに、少しずつ進化を遂げています。その一方で、太陽光パネル付きの金属屋根など、新しい屋根材も次々に登場しています。すべては、美しさと機能性を併せ持った屋根材をお客様にご提供するため。マルシカはこれからも世界各国を積極的に視察し、魅力的な屋根材をご紹介してまいります。
